今、ことわりにほどけて(理に解けて。)

30代男、子供3人いて、会社員、社外活動旺盛な人のライフログです。

沖縄県 与那国島 クブラバリ

沖縄県与那国島には悲しい歴史がある。

 

久部良集落の高台にある久部良張り(クブラバリ)とは、幅2~3メートル、深さ10数メートルほどの岩と岩の割れ目……クレバスだ。

その昔、八重山には琉球王府により、収穫量や能力を考慮することなく単純な頭数でかけられた人頭税なるものが存在した。

人頭税という制度は、「政府が要求する年貢は、島民1人につき、これだけ収めよ」という悪しきシステム。

与那国島で採れる作物量は限度があるし、年貢だけ収めててもギリギリの生活なのに、大家族だとますます首を絞められる。

 

この重税から逃れるため、島民は苦肉の策として口減らしを余儀なくされた。

なんと妊婦を集め、そのクブラバリ……岩と岩との割れ目をジャンプして飛び越えさせたというのだ。

失敗して転落死する女性、なんとか飛び越えられたとしても、恐怖のあまり流産する妊婦が出た……

つまり、これ以上島民を増さないよう、弱者の淘汰を促したのだ。

 

個人的意見

そこまでして住民に責任を強いる社会ってなんなんでしょうか?

それは果たして必要なのでしょうか?考えることが多いです。

口減らしはほかの地方でも行われています。