ハッピーエンドな旅の途中で。

生きてる事は旅すること。旅とは移動の有無ではなく、生きるスタンスそのもの。

見返りを放棄する。してやってるは破滅の言葉

人間関係や夫婦関係で私が大事にしているのは相手に見返りを求めない事です。

 

見返りを求めると もし、相手が自分にとって満足するレスポンスをしなかった場合、 せっかく、私が◯◯してやってんのに! という反応、考え方になり、言動にトゲができて、ギスギスした関係になるでしょう。

 

自分も相手も嫌な気持ちになり、誰も得しません。

 

ならばどうするのか? してやってる、から、 させて貰ってるに変えましょう。 お釈迦様レベルに自身の尊厳を持って相手の為に行うことです。

 

行わさて貰うことです。

 

具体例

×家事してやってる ◯家事をさせて貰ってる

×働いてやってる ◯働かせてもらってる

×子供を産んでやった ◯子供を産ませてもらった

×面倒みてやってる ◯面倒みさせてもらってる といった具合です。

 

字面にすると意味は同じですが、大きく結果は変わってくると思います。

 

人に期待しちゃうのは、無意識で行われることが多いです。

 

例えば、あなたがいつも利用しているコンビニが混んでいて、レジであなたがイライラしていた場合、 いつも使ってやってんのに! 待たすなや! と、

 

イライラを言葉にしたらこうなるかもしれません。

 

そのお店に対して、してやってる感丸出しの嫌なお客様に写るでしょう。

 

私も人間なんで、コンディションによっては、これに近しい気持ちになることもありますので、

 

そういった時は 何様じゃ、お前は!このボケ! と自虐的な一人つっこみをかますようにしております。

 

これが、いつも利用させてもろてますねん!と本当に考えていたら、

 

レジの人大変そうやな~

となりの人、イラついてんな~  とか、他の人の心配ができるくらい冷静でいられます。

 

まず嫌な思いをすることは無いと思います。

 

こういう人の在り方を、美しいと私は思うのです。

 

続かせたい、大事にしたい人間関係を構築したい場合は、させてもらってるマインドでないと続かないと考えています。

 

職場でも、夫婦でも、親子でも、友達でも。 してやってる、という言葉は関係性破滅への階段を自分で積み上げてるようにしか思えません。

 

そのような関係はどちらかの忍耐、我慢で成り立っている関係である場合が多いからです。 言葉遣い一つで結果は大きく変わりますね。